建築基準法と不動産

前回、災害と不動産そして査定の話をしました。
皆様数年前にニュージーランドで地震が起き教会の塔とビルが大きな損傷で日本人留学生が亡くなった事は覚えていますか。
あれは構造上横と縦の揺れに耐えうるだけの設計をしなかったのであそこまで被害が大きくなったのです。
極端な話建物が人を殺したのですね。
本当は地震に関しては、柔構造という揺れが軽減されるものがいいのです。
東京スカイツリーもそうですね。
建築基準法は、こうしたことがないように、構造物の持ち主に「ここまでの設備はそなえてこの構造」という規制をすることで、そこにいる人や、財産を保護するための法律です。
他に消防法なども絡みます。
建築基準法は施行されたのは昭和25年です。
日本の家屋は元々、木造でした。
私は平屋木造築40年というぼろ屋に幼いころ住んでいました。
台風で屋根が飛んでも地震ではつぶれない。
でも一番怖かったのは火事です。
火が出た場合ひとたまりもないのです。
関東大震災でも延焼で死者が多く出ました。
本当は水場があったら助かった人もいたようです。
そういうことも考えて建築基準法ができたのです。
どんなに豪勢な不動産でも建築基準法違反では査定に出しても値がつかないのです。
売却の際は、ご自分の不動産が法規に則った条件を満たし、耐火ボードなどが入っているか確認していかないと思わぬ落とし穴が出てきて査定額がさがってしまうことになります。
法令順守が不動産には必須です。

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